2014年07月30日

フィラリア予防薬の通年投与のメリット

Q;
フィラリア予防薬の通年投与が良いと聞きましたが、簡単にメリットを教えて下さい。
A;
通常、フィラリア予防薬の投与期間は、発生する時期の1ケ月後から、蚊が発生しなくなってから1ケ月後までの期間を月1回となっています。
これは、日本では5月〜12月の期間になり、1月〜4月は投与しない期間になります。

最近よく言われる「通年投与」はこの非投与期間を無くして、年中、月1回投与を続けることです。
そのメリットは;
  1. 予防効果をより完璧にする。
  2. 万一、シーズン中の予防薬投与を1〜2回忘れて生き残った幼虫がいたとしても通年投与で成虫になるのを防ぐことができ、予防が完璧になる。
  3. 毎年のフィラリア投与前の事前検査も要らなくなる。
  4. 腸管寄生虫の通年予防と駆除

 ただし、このメリットはイベルメクチン(ハートガードプラスやカルドメックPの主成分)に限られます。
すでに海外では日本のカルドメックPに相当するハートガードプラスには12粒12ヶ月分や、一回注射すれば12ヶ月の間予防できるプロハートSR12が販売されており、通年投与が浸透しつつあります。



posted by 白ひげ獣医 at 16:51 | TrackBack(0) | 知恵袋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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